【ここひえ】裏ワザ1

【ここひえR2継続使用レビュー】裏ワザ1を試してみました

今年(2020年)の夏、事務所では気温によって熱中症警報がでるほどの暑さの日は「窓用エアコン」、そうでない日には「ここひえ」と使い分けています。

「ここひえ」を約1.5~2か月使用していますが、「早く冷やしたい」「より涼しくしたい」と思う事もあり、取扱説明書の10ページ目に裏ワザが紹介されています。その「早く冷やしたい」時の裏ワザ1を試してみました。

「ここひえ」の裏ワザ1「早く冷やしたいとき」

フィルターを凍らせて使用すれば、より涼しい風がでます。」とあります。手順は

①フィルターを水で湿らせる

フィルターを本体から取り外して、水で湿らせます。普段使っていれば湿った状態ですが、しっかりと湿らせてみました。

②ビニール袋に入れる

ビニール袋に入れます。

③冷凍庫で凍らせる(約12時間)

※冷蔵庫の環境によって冷やす時間は異なります。と書かれてありますが、退社する前に事務所の冷蔵庫に入れて帰宅します。

フィルター大きさがボリュームありますので、少し広めにスペースをとりました。

この時に注意したのは、冷凍庫へのフィルターの置き方です。

下側にあるクラゲの脚?みたいなヒラヒラした側を上にして、左右に広がらないように注意しました。

フィルターの取付

カチカチに凍ったフィルターをここひえ本体に取り付けます。

裏ワザのテスト

フィルター、前面カバーを取り付けてテストをしてみます。

実験は、環境や条件などによって結果が大きく変わってしまい、メーカー発表のような数値が出なかったりしますが、あくまでも僕個人的なテストの結果になります。

実験方法

上記画像の様に、右側が吸気口、左側が吹き出し口で、それぞれに温湿度計を置き、風量:弱にして運転して、時間経過5分置きに結果をプロットしてみました。

経過時間(分)吸気口側温度(℃)吸気口側湿度(%)排気口側温度(℃)排気口側湿度(%)吸排気温度差(℃)
032.26132.2610
32.26128.9773.3
1032.16128.8943.3
1532.16127.9924.2
2032.06127.9924.1
2531.96127.8934.1
3031.96127.8954.1
3532.06129.3802.7
4031.96229.8792.1
4531.96230.0761.9
5031.86228.8883.0
5531.76228.2903.5
6031.76228.1923.6

上記のような表になりました。

30分経過した後に、吹き出し口側の温度が少し上がり始めましたので、一瞬ファンを停止して、内部のフィルターを触ってみると、氷は解けてしまっていました。

スイッチONの後に約4度冷たい空気が出て、約30分経過後に吹き出し口の温度が上がり、吸排気口温度差が1.9~3.6℃になったという事は、凍らせたフィルターによってスイッチON時から冷気を感じられましたが、今回の実験環境では30分後にはフィルターの氷が解けて、通常のここひえの性能にもどった事だと思われました。

ただ、フィルターの氷が解けた後に1.9~3.6℃の間で温度差が出たのは、実験環境によるものだと思います。窓の近くで、暖かい空気が流れ込んできたのに影響されたのかもしれません。

数字より冷たく感じます

凍らせたフィルターを取り付けた時に、出る冷気に手をかざすと、実験結果の温度よりもっと冷たく感じましたので、再度テストしてみました。

普段使っている時と同じように、パソコンの横に置いてテストです。午前中ですが「ここひえ」を使う買う前は31℃くらいでした。(写真は少し運転してからです)

吹き出し口から出てくる冷気は、確実にヒヤっとして、冷蔵庫を開けた時に出てくる冷気みたいな雰囲気。

少し運転した後は26.5℃。温度差が4.5℃。そんなに冷たくありません。もっと冷たく感じるんですけれど…。

温度計の種類や設置方法などに問題があるかもしれません。

裏技で凍らせたフィルターが溶けた時点で交換できるように防カビ抗菌フィルターを数個買い置きするのもありかもしれません。

ここひえの防カビ抗菌フィルターはR2/R3/R4モデルとも共通で使えますので、僕も買い置きのフィルターをR2⇒R3⇒R4と使っています。

裏ワザ1のまとめ

今回は、ここひえの裏ワザ1「早く冷やしたいときは」のフィルターを凍らす方法を試したレビューです。

電源を入れた時から、冷たい空気がでますので「早く冷やしたいとき」の効果はあると思います。

ただし、冷たい空気が出続ける時間(フィルターが解凍するまでの時間)は、今回の実験では約30分。もっと暑い日はもっと早く解けてしまう感じ(冷たい空気が出なくなる)の日もありました。

実験に使った吹き出し口側の温湿度を測定したものは暑さ指数(WBGT)アラームがついており、温度は下がるものの湿度が上がってしまい「厳重警戒」のアラームが鳴る事もありました。

ある程度の気温(温度指数が警報位)の時は、ここひえで十分作業をしていますが、それ以上の暑さの場合ですと、熱中症の危険もありますが、手の汗で書類がシワシワになってしまったりもありますので、エアコンとの使い分けをオススメした方がいいかなと感じました。

暑いんだけど、それほどじゃない…と言うこれからの暑さにむけてもまだまだ活躍しそうな「ここひえ」の継続レビューでした。

「ここひえ」の詳しい商品説明とお買い求めは、下記のショップジャパンのバナーからご覧になってください。

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NORI

当ブログ『ノリモブ』管理人のNORIです。 日常の生活の中で気になったモノから、パソコンやCBDなどについて記事を書いています。 執筆依頼やお問合せなどございましたら、<a href="https://www.norino-kininaru-mono.com/contact/">こちら</a>からお気軽にご連絡ください。 <a href="https://www.norino-kininaru-mono.com/profile/">詳しいプロフィール</a>

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