【ThinkBook 13sレビュー】コストパフォーマンスに優れたビジネスモバイルノート!

7 min
Lenovo ThinkBook 13s

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令和2年6月15日時点に作成した内容です。

現在レビューした製品番号は在庫切れになっており『ThinkBook 13s(Autumm)』が販売されています。

会社や学校だけで無く、自宅へ持ち帰って勉強や仕事をしたり、外出先に持って出かけブログを書いたりと、パソコンを持ち運ぶ人が増えてきたんじゃないのかなと感じます。

最近のパソコンはDVDドライブも無く薄くて軽くなり、ブログのレビューでメーカーさんにお借りする15.6型や14型でもとても軽く、画面が大きい分作業性は良くなりますが今まで13.3型で使っていましたので、13.3型でいいのでもう少しボディーが小さいモバイルノートPCが持ち運びに良く感じます。でも、CPU性能が低いと3DCADの動作が遅くなってしまいます。

と言うわけで今回は、モバイルノートで、3DCADも使えるLenovoさんの「ThinkBook 13s」のレビューを書いて行こうと思います。

Lenovo ThinkBook 13s
Lenovo ThinkBook 13s

13.3型の小さな筐体に指紋認証など優れたセキュリティ性能を持っています。

CPUの㈹世代のCoreプロセッサーで、長時間のバッテリー駆動でビジネスだけでなく様々な使い方が選べる性能です。

このパソコンは小さく軽く持ち運びに最適なビジネスPCでした。

貸与品

(株)レノボ様からThinkBook 13s(型番:20R9004YJP )をお借りしてレビューをしてみました。

ThinkBook 13s (型番:20R9004YJP )

レノボさんのThinkBookシリーズ

今回お借りしたThinkBook 13s(型番:20R9004YJP )は、Lenovoのメーカー直販サイトのモデルでCPUは第8世代のCore-i5搭載でWindows10Home(64bit)です。直販サイトならではのモデルなので、インテルCoreプロセッサーやOSもWindows10Pro(64bit)の選択もできたりと、使う方の用途によって選択できます。

ThinkBook 13sのスペック

今回お借りしたThinkBook 13sの製品仕様です。

直販モデル
初期導入済OSWindows 10 Home 64bit(日本語版)
プロセッサーインテルCore i5-8265U 1.6GHz
セキュリティ・チップ(TPM)
あり
その他のセキュリティ機能*1パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、アドミニストレーター パスワード、ユーザーパスワード
最大メモリ容量標準8GB(最大16GB)PC4-19200 DDR4 SDRAM
最大搭載メモリ数(スロット数)1(空0)
ストレージタイプSSD 256GB(PCIe NVMe)
ビデオ・チップ*1CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス 620)
ディスプレイLEDバックライト付 13.3型 FHD IPS液晶 (1920x1080ドット、1,677万色以上、16:9) 、光沢なし
インターフェース(ポート)USB 3.1 Gen2×1 Type-C(Video-out 対応)
USB 3.1 Gen1x2 Type-A(内、Powered USBx1)
インターフェイス(ディスプレイ関連)HDMI×1
インターフェイス(オーディオ関連)マイクロホン/ヘッドホン・コンポ・ジャック×1
ワイヤレス802.11ac/a/b/g/n
BluetoothBluetooth v5.0
イーサネットなし
オーディオ機能 インテル® ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio™ Premium機能付き)
ステレオスピーカー
デジタルマイクロフォン
内蔵カメラあり (前面:HD 720p カメラ)
カードスロットなし
キーボードフルサイズ・ (6列)、84キー (Fnキー、PgUpキー、PgDnキー、Windowsキー)、JIS配列、タッチパッド、バックライト・キーボード
指紋センサーなし
質量(バッテリー・パックを含む)約1.34kg
バッテリー・パック4セル リチウムイオンバッテリー (固定式)
バッテリー駆動時間最大 約13.1時間
カラーミネラルグレー

カスタマイズできますので、詳しくはLenovo【公式サイト】をご覧ください。

ThinkBook 13sの外観

Lenovo ThinkBook 13s

ミネラルグレーの渋い外観です。ビジネスシーンにもピッタリの感じがします。

Lenovo ThinkBook 13s

本体サイズは、幅が約307.6mm奥行が216.4mmです。A4の紙とほぼ同等サイズです。

Lenovo ThinkBook 13s

厚さは約15.9mm。持った時の薄さを感じますが、数字を見るとホント薄いです。

持ち運びを想定すると13.3型モバイルノートは最強かもしれません。

Lenovo ThinkBook 13s

左側面には、電源ポート、HMDI×1、Type-CのUSB3.1×1、マイクロホン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックがあります。

Lenovo ThinkBook 13s

右側面は、USB3.1 Type-A×2(内、Powered USB×1)です。僕としてはType-AのUSBはまだまだ使うのであると嬉しいポートです。

Lenovo ThinkBook 13s

ThinkBook 13s本体の重量は、実測で1316.6g。

Lenovo ThinkBook 13s

付属品のACアダプターはUSB-Cのタイプじゃありませんが、小さいタイプです。このサイズでしたら、パソコンと一緒にバッグに入れても邪魔にならないと思います。

Lenovo ThinkBook 13s

ACアダプターの重量は実測は、278.7g

Lenovo ThinkBook 13s

ThinkBook 13s本体と、ACアダプターです。

Lenovo ThinkBook 13s

このThinkBook 13sのバッテリー駆動時間は最大13.1時間です。電源の無い外出先での使用には問題ないと思いますが、ACアダプターを一緒に持って行っても、1,595.5g程度と軽いです。

Lenovo ThinkBook 13s

ディスプレイを開いてみると、非光沢の13.3型のディスプレイ。上側のベゼルにはカメラ内蔵。左右のベゼルは細いタイプです。

ディスプレイを目一杯開くと180度まで開きます。

キーボードは一般的な日本語配列で、ThinkPadみたいな赤い「トラックポイント」はありません、。キーピッチは、定番の19mmです。

LenovoさんのThinkPadシリーズに触れる度に思うのですが、普段デスクトップのキーボードで作業している僕からするとこのキーボードは、家に持ち帰っても違和感なく作業ができます。

タッチパッドはボタンが分割していないタイプです。ThinkPadのトラックポイントがあるタイプより少しだけタッチパッドの幅が大きいです。

キーボードの右下には搭載されている第8世代のインテルCore i5のラベル。その上側に登録されたサポートを確認できるQRコード。このQRコードは保証書を探さなくても保証終了日や内容が確認できるので便利ですね。

『audio by HARMAN』の記載で、ハーマンのオーディオが搭載されているのが分かります。

右下には『Lenovo』のロゴ。製品詳細にはセンサーの搭載は書かれていませんでしたが、右上の電源ボタンは指紋センサーを兼ねたタイプになっていました。

ThinkBook 13sの製品特徴

ThinkBook 13sのページから引用して紹介しますと、

コストパフォーマンスに優れたビジネスノートPC

スマートにビジネスをこなす

ビジネスの生産性を向上させるさまざまな機能を搭載。電源ボタンに指紋認証機能を統合して、ワンタッチで素早くログインが可能。ファンクションキー列にSkype通話の受信と終了が行えるキーを配置して電話会議に便利。暗い場所でも入力作業が快適に行えるバックライト・キーボードを搭載しています。

今やモバイルビジネスノートには指紋センサーは必須。セキュリティー大事です。Skype通話の受信と終了が行えるキー配置もテレワークには便利な機能です。

鮮明で詳細な映像

スリムな約5.5mmのベゼルを使用した13.3型 FHD IPS液晶を搭載。グラフィックスにAMD Radeon™ 540Xを搭載したモデルを用意。鮮明で詳細な映像を再現します。

今回は、内蔵グラフィックス搭載モデルでしたが、グラフィックボード搭載の選択ができるのは、モバイルでCADをガンガン使う人、画像や動画の編集をする人にとって選択肢が広がると思います。

優れたセキュリティ

ビジネスの情報を保護するさまざまなセキュリティ機能を搭載。TCG V2.0準拠のセキュリティ・チップ(TPM)によりデータを暗号化。物理的なカメラレンズカバーThinkShutterでプライバシーを保護。高い安全性でログインできる指紋センサーを搭載。

テレワークが増え、社内や自宅だけで使う時に比べてセキュリティが重要になってきましたのですが、パスワードでログインは毎回ですと結構大変なのですが、指紋認証ならわずらわしさがありませんので、便利な機能です。また物理的なカメラのレンズカバーは、プライバシー保護の観点から安心できると思います。

信頼性の品質

さまざまな品質および信頼性テストをクリア、過酷な条件に耐えるように設計で、ビジネスのさまざま要求に対応できる高い品質を提供いたします。

モバイルするパソコンには、必須と思われる性能の一つだと思います。

長時間バッテリー駆動

外出先では、電源について心配する必要はありません。フル充電で最大約13.1時間*1の長時間バッテリー駆動が可能です。また、急速充電*2に対応していますので、1時間で約80%の充電が可能です。

14.0型や15.6型と比較するとボディーが小さく、バッテリーも小さくなるせいか、最大バッテリー駆動時間が短くなりますが、最大約13.1時間のバッテリー駆動でしたら、日帰りの出張時でしたら問題なく使えると思います。

ThinkBook 13sの実機テスト

建築業での会社での建築3DCADの動作や、自宅に持ち帰って会社や個人のブログを書くなどのいつも使っているノートパソコンと同じ使い方をしてみました。

建築3DCADを使用(ALTA SS)

今回お借りした機種はCPUがCore i5-8265Uで4コア8スレッド、グラフィックス性能はインテルUHDグラフィックス620ですので、僕が普段使っている住宅設計3次元CAD(建築3DCAD)の動作環境内です。

CADの公式サイトに掲載の動作環境は、Core i7推奨となっていますので、快適に動くか試してみます。

Lenovo ThinkBook 13s

図面入力

こちらは、以前のパソコンのレビュー記事の時に使った住宅性能評価のサンプル図面のデータを使います。

Lenovo ThinkPadシリーズはトラックポインターがありますが、このThinkBook13sはタッチパッドが少しだけ広く、外出先でマウスが無くても図面の修正くらいなら問題なく使えます。

事務所でのデスクトップや15.6型ノートと比べると画面サイズの小ささは否めませんが、外出先での図面の修正や訂正、確認などの作業では、そんなに不便を感じませんでした。HDMI端子もありますので、モニターを接続する事もできますので僕はそれほど画面の小ささは気になりませんでした。

インテルCore i5でもひっかかる感じも無く、平面図から立面図への自動生成も問題なく動作します。矩計図もサクッと生成します。

パース作成

内観パースの生成も引っかかる感じも無く動きます。

今回も外観パースと和室のパースを出してみました。

内観パースで『レンダリング』を選択すると、右画面の左上に開いたウインドウの様にキレイな画像が現れますが、中央の大きな画像と比べると生成に時間がかかります。この作業はそれ程回数を繰り返すことはないので、それほど気になりませんでした。

構造パースを表示

木造軸組住宅では構造も大事な要素ですので、僕はちょくちょく構造の確認の為にパースを開きます。

建物全体を見るために、パースをグルグルと回してみたりします。

こんな感じで動きますので、ストレスを感じる事は無いと思います。

おまけのWallstat

今回もWallstatを回してみました。バージョンは4.3.5、6月19日にアップしたばかりみたいです。 データは編集ファイルサンプル2を使用です。あくまでも参考値として見てください。

計算時間は、おおよそ16分25秒。バージョンが変わったことで変わった部分があるのかもしれません。計算時にタスクマネージャーを見てもCPUやGPUの使用率は余裕はありました。

シュミレーションの方も、ひっかり無く動きます。

おまけのCINEBENCH_R15(参考程度)

住宅設計の3DCADも使えるパソコンの検証を主にしていますので、OpenGLの数値を知りたいので敢えてCINEBENCH_R15で検証です。

Lenovo ThinkBook 13s

Crystal Disk Mark

ストレージのテストでCrystal Disk Markを走らせてみました。

Lenovo ThinkBook 13s

ストレージはSSD搭載です。

ゲーミング性能も試してみました

もしかすると…ですが、会社から自宅へ持って帰る事を考えると休みの日にちょっとゲームを…と思うかもしれませんので、ゲームのベンチソフトを使って性能を確認してみました。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK

一番条件のゆるい1,280×780の軽量品質で、動作困難です。画面もカクカクして見られない感じでした。

ドラゴンクエスト X ベンチマーク

こちらでも、解像度を1280×720、1920×1080やグラフィック設定を標準品質、最高品質と変えながらの4パターンでテストしてみました。解像度を1920×1080にすると『やや重い』の評価がでました。同じCPUでもメモリサイズや構成によって評価が変わってくるみたいです。

動画編集のテスト

動画の編集のテストをしてみます。元動画は、子供の空手大会に参加したときの試合風景。同じ条件という事で2分10秒程度の長さをMOVに吐き出してみました。

EaseUS Video Editor (試用版)

パソコンのデーター復旧やバックアップのソフトでお馴染みのEaseUSさんの動画編集ソフト EaseUS Video Editor。

MOVで書き出しを行い、その時の計測は約1分11秒でした。

まとめ(僕個人の感想)

レノボさんより本機【ThinkBook 13s】(型番:20R9004YJP)をお借りして、テストした僕の個人な感想です。

通常の文書作成や計算などの作業をメインに、建築3DCADも動作できる持ち運びに快適なモバイルノートパソコンです。

このThinkBook13sは、僕が普段通勤(車)やお客さんのお宅に持って行くバッグに余裕で入ります。

ACアダプターやマウス、USBなど一緒に入れてもかさばらないですし、軽いので家に持ち帰るのにもストレスになりません。

今回お借りしたモデルは直販モデルで、第8世代のインテルCore i5搭載でクーポン利用で税込・送料込で74,800円ですが、もっと負荷の大きい作業をされる方やより家庭的に作業をされたい方には直販モデルはカスタムもできますので、Core i7を選ぶことやメモリ、ストレージなどを選択できますので、予算との相談もできます。

コストパフォーマンスに優れたビジネスノートPC、Lenovo ThinkBook 13s(型番:20R9004YJP )はオススメモバイルノートPCです。

製品仕様・販売価格については変更となる可能性がございますので、ご購入時にメーカーサイトでご確認ください。

このThinkBook 13s (型番:20R9004YJP)の商品詳細と購入はこちらまで⇒ThinkBook 13s

nori

nori

日頃は住宅建築業界で働いている副業ブロガーです。

仕事で使う建築3DCADが動くパソコンをはじめ、作業環境など快適な環境になる情報を伝えて発信しています。

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