【見積り無料!?】リフォーム工事見積りの話【僕から見ても不思議がいっぱい】

建築業界
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台風が来た後は、建築業界は忙しくなってきます。工事より補修やリフォーム等の見積り依頼です。

リフォーム工事や台風などの被害の補修工事が見積無料とテレビCMやチラシなどで書かれてます。

一般のお客さんも、どんな物を買うにしても、どんな工事をするにしても見積りは無料なのが当たり前だよねって思われてる方も多い感じを受けます。

そのリフォームや補修などの工事の見積りについて、一応建築業者のNORI(@norino_mono)が書いていきたいと思います。

自分のところの屋号を出していないで、宣伝じゃなくって建築業界についてです(汗)

見積書
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リフォーム・補修工事の見積り

ここでは、既に建っている住宅のリフォームに限定しての話です。

見積書

見積り依頼&見積書作成

お客様からお声掛けいただいて、工務店やリフォーム会社、設計事務所の事務所やお客様宅を訪問して打合せをします。

リフォーム工事の見積り

リフォームの場合は、「○○みたいにしたい」、「寒いから暖かくなるようにしたい」「お風呂が古くなったから新しくしたい」などどお客様の希望を聞いて現在の住宅の劣化具合確認の為に床下に潜ったり、柱や梁などの位置を確認したり断熱材の状況を知るために小屋裏に上ったりして現況を確認して、提案プランを作ります

それと同時に概算見積を作成し、プランと概算金額がお客様の希望にあった時点で、本見積りを開始します。

工務店やリフォーム会社では、自社で完結できない工事(社員の大工がいて内製できるけれど、電気工事は電気工事やさん、ユニットバスは設備やさんへ外注)は、各専門業者さんへ図面を送って、見積りを提出してもらいます。大工工事に関しても使う材料と選定し木材の見積りなど沢山あります。それらの各業者さんからの見積書を図面と仕様を確認しながら、まとめてお客様に提出という作業になります。

一回の見積書提出で契約できることもありますが、見積り提出後も、プランの変更だったり、キッチンやユニットバスの型番変更だったり、するとまたまた図面を修正したり、各業者さんと打ち合わせをしたりしながら見積りを訂正して提出。そんなことを繰り返したりする事もあります。(涙)

災害等での被害の補修工事の見積り

台風などの被害の補修に関しては、屋根に上ったりして被害の状況を確認した後、どの様に復旧するかを考えながら、復旧計画を立てて、被害写真やスケッチ、図面を起こしながら、それを足場屋さん、瓦屋さん、板金屋さん達と打ち合わせしながら、見積りをもらい、大工工事の見積りと合わせて見積をまとめて提出します。

見積書作成の中身

会社によって違う場合もありますが、リフォーム工事と補修工事についても見積り書の作り方をざっくり書いてみました。

見積り書の作成には

  • 現場への下見が必要です
  • 復旧案やリフォーム提案図面の作成が必要です
  • 各協力業者さんへの見積依頼をします
    • それぞれの業者さんも見積書作成してもらいます
    • それぞれの材料屋さんも見積書を作成してもらいます。
  • 各業者さん、材料屋さんから戻ってきた見積書をチェックしながら、総合の見積書にまとめる

などと、工事の規模にもよりますが、多くの人数が携わり、時間もかかります。

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手間をかけずに提出する無料の見積りもあります

僕が若い頃お世話になった住宅会社の新築見積り

僕が若いころ(もう20年前)にお世話になった年間着工戸数がそこそこある地元の建築会社時代。リフォーム事業部の営業兼監督兼大工をしていて、その会社の新築工事の見積の作成方法を教えてもらったところ、

一番最初に訪問してもらった時に提出する無料見積

  • プランはプラン集から選ぶ
  • 展示場に訪ねてきてもらうお客さんの為に、現地を見に行ったりしない。

○○(坪)×○○(万円/坪)=建築工事費(万円)と言う計算式を使った見積を提出していました。

15分もあれば完成するそうでした。

本見積りは、図面を書き始めた後に見積提出していましたが、見積作成費はもらっていなかったみたいですが、実際は諸経費に含まれていました。

本見積りまで作成して、契約が決まらなかった時は、人件費を出費してしまうので、、実は他のお客さんの諸経費で相殺です(汗)

うちの会社で取扱してた機器の見積り

一時期、うちの会社である機器の販売の取扱をしていました。地域の代理店。

機種の金額は総代理店からもらった見積から、あとは距離によっての運賃と取付工事代金(一律)でしたので、見積書の作成は、FAXやメールで注文をいただいた後、パソコンでササッと作成して、FAXで送る程度。

見積りは、5~10分程度で作れ、もちろん見積無料でした。

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じゃ、見積り無料って?【無料見積の中身】【まとめ】

無料でできそうな見積りもあります

プランが決まっている洋服で言えば既製品みたいな新築住宅の本体や機器などは、人の関与も少なく時間もかからないので、人件費もそんなにかかっていません。

家電量販店さんや自動車屋さんの見積りも同じような工程で作成されますので、無料でも大丈夫なのかなと思ったりします。

住宅、とくにリフォーム系の見積りは時間と手間がかかります

住宅のリフォームや修繕の見積書は、多くの人数や時間がかかります。それには人件費がかかりますので、実際、リフォームや補修工事の見積にはお金がかかります。

見積書も数十枚提出とかザラにあります。

見積りして受注できなかった場合は?

見積りを提出したけれど、受注できない事もあります。

うちの場合は誰も知らない小さな会社ですので、見積りを依頼してくださったお客様の高い確率で契約をしてくださいますが、見積りを提出したけれど契約できなかった…と言う場合は会社の損失になってしまいます。

その分はタダ働き…。

会社員でしたら、給料は貰えるでしょうけれど会社としては損失。協力業者さんも同じく損失です。

その受注できなかった工事の見積書の作成費は…

ご想像にお任せします(;’∀’)

まとめ

見積書、とくにリフォーム工事や災害等の補修工事の見積書には多くの人件費と時間がかかります。

また、被災した屋根などの高所で危険も伴います。

相見積もりも大事ですが、意外と大変だなって事だけでも知っていただけたら幸いです。

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おまけ

災害が発生した後に他のサイトやツイッターで読みましたが、

保険金をもらうだけ(工事をしない)の予定での見積り依頼は、本当に工事の順番を待ってられる方も多いので、遠慮してほしい旨のコメントがありました。

僕も実際に似た経験がありますので、見積りって大変なんだなってのを頭に思い浮かべていただけたらいいなって思います。

最後まで、読んで下さってありがとうございました。

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