【Yoga S740(14)レビュー】建築3DCADを第10世代Coreでテスト

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Lenovo yoga s740

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令和2年9月2日時点の内容です。

今回は【Lenovo Yoga S740(14)(型番:81RS0021JP】のレビューです。

第10世代のインテルプロセッサー搭載の14.0型のスマートなノートです。

今回は、Lenovo Yoga S740(14)(型番:81RS0021JP)で、僕が業務で使っている住宅設計3次元CAD(建築3DCAD)と動画編集をメインにテストしてみました。

貸与品

レノボジャパン株式会社様からLenovo Yoga S740(14)(型番:81RS0021JP)をお借りしてレビューをしました。

建築3DCADに必要なグラフィック要素はCPU内蔵GPUでしたが、僕がテスト前に想像していた以上にサクサク動く快適なパソコンでした。

Yoga S740(14)(型番:81RS0021JP)

今回お借りしたYoga S740(14)(型番:81RS0021JP)は、Lenovoのメーカー直販サイトのモデルでCPUは第10世代のCore i5-1035G4プロセッサ搭載で初期導入OSはWindows10Home64bit、グラフィックスはCPU内蔵のインテルIris Plus グラフィックスで、用途や環境などでOSやメモリ等のカスタムも可能です。僕の普段使いのPCは、Core i7ですのでどんな感じか楽しみです。

Lenovo Yoga S740(14)のスペック

製品番号81RS0021JP
OS初期導入済OSWindows 10 Home 64bit (日本語版)
稼働確認済OS
Windows 10 Home(64bit)
標準保証1年間 引き取り修理
プロセッサー名称 インテル® Core™ i5-1035G4 プロセッサー
動作周波数1.10GHz (ターボブースト時 3.70GHz)
コア数4
キャッシュ
6MB(メインプロセッサーに内蔵)
チップセットインテル® B360 チップセット
メインメモリ容量(標準)8GB
容量(最大)8GB
仕様LPDDR4X
メモリスロット数0(オンボード)
補助記憶装置(内蔵)HDDなし
SSD256GB (PCIe NVMe/M.2)
オプティカル・ドライブなし
ウルトラベイ他なし
表示機能ディスプレイサイズ (ドット・発色) LEDバックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920x1080ドット、約1,677万色) 、光沢あり
ビデオチップCPU内蔵(インテル® Iris™ Plus グラフィックス)
ビデオRAM容量メインメモリと共有
外部ディスプレイ出力アナログ接続時(ドット・発色)
外部ディスプレイ出力デジタル接続時(ドット・発色) 最大 3840x2160ドット、1677万色@60Hz(USB Type-C to DP接続時)
4096x2160ドット@60Hz、1677万色(HDMI接続時)
インターフェースThunderbolt™3ポート 1(USB Power Delivery対応、DisplayPort出力機能付き)
USBポートフルサイズ USB USB3.0
USBポートフルサイズ USB USB2.0
オーディオ関連ポートマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
イーサネット・コネクター(RJ-45)
通信機能イーサネットなし
ワイヤレスWi-Fi 5対応 (IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠)
BluetoothBluetooth v5.0
オーディオオーディオ機能 Dolby Atmos®
スピーカー ステレオスピーカー
マイクロホンデジタルアレイ マイクロホン
内蔵カメラ あり (前面:HD 720p カメラ、IRカメラ)
メモリカードスロット なし
キーボード/ボタン類 84キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列、バックライト・キーボード、マルチタッチパッド、パワーボタン
本体カラー アイアングレー
寸法・質量
本体寸法 (W×D×H)mm 約 322.4x212x14.9mm(最薄部)
本体質量(バッテリー・パックを含む) 約 1.4kg
梱包箱サイズ(W×D×H)cm 約 40.1x13.3x27.4cm
梱包時重量 約 2.43kg
電源バッテリー種類4セル リチウムイオンポリマーバッテリー (固定式)
バッテリー使用時間(JEITA2.0) 約 23時間
バッテリー充電時間(パワーオフ時) 約 2.0時間
ACアダプター 定格電圧AC 100-240V(50/60Hz)
ACアダプター 質量約 220g
最大消費電力(W) 65
発表日2019年9月25日

Lenovo Yoga S740(14)の外観

Yoga S740(14)

アイアングレーの外観にYOGAとロゴマークが入っています。マットな感じで手の脂が付くにくそうな仕上がりです。

Yoga S740(14)

本体サイズは、幅が約322.4mm奥行が212mmです。スケールが斜めったりズレたりしてますが、参考程度でご覧ください。

Yoga S740(14)

画像の部分は一番厚いヒンジ部分で、約23mm。製品仕様に記載されている最薄部は約14.9mmです。

この厚さですと、バッグの中に入れても、場所を取りません。

正面側は薄く、背面もすっきりしています。

Yoga S740(14)

サイドから見ると薄さを感じられると思います。左側面には電源コネクタ、Type-AのUSB3.0×1、Thunderbolt™3ポート(USB Power Delivery対応、DisplayPort出力機能付き)とマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック×1があります。

Yoga S740(14)

右側面は、Type-AのUSB3.0×1だけです。意外とスッキリしています。

Yoga S740(14)

底面には、排熱口です。

Yoga S740(14)

Yoga S740(14)本体の重量は、実測で1,465.8g。14型として平均的な重さだと感じました。僕の普段使いのDynaBookR734やLegion Y740(17)と比べるととっても軽いです。

ACアダプターは65Wタイプですので小さめで、重さも実測201.2gと軽いです。

Yoga S740(14)

パソコンと合わせても実測1648.5g。軽くて僕の場合の通勤(車)では、他の書類などと一緒に持って行っても苦にならない重さです。

Lenovo yoga s740

『スマートにつかえる14型ノートパソコン』とある通りスマートな雰囲気です。

Yoga S740(14)

ディスプレイを開いてみると、光沢ありの14型のディスプレイ。僕がまるまる写っちゃっていますので、画面部分にモザイクを掛けさせてもらいました。ディスプレイのベゼルは細くカメラは上部に内蔵されています。

ディスプレイを目一杯広げるとフラットになるまで広がります。

キーボードは日本語配列のキーボードです。キーピッチは19mmです。会社でパソコンを触っている妻とも話しますが、人によってそれぞれかもしれませんが、キーボードのタッチは打ち込みの仕事のスピードだったり、疲労度だったりが違ったりしますが、レノボのキーボードは僕にとって使いやすいと感じました。キートップはThinkPadシリーズと違いフラットです。

キーボードの左下には搭載されている第10世代のインテルCore i5とCPUに内蔵されたGPUのIRIS PLUSとサポートのQRコードのラベル、あとは、このPCの特長が長寿命バッテリーなどのラベルがあります。右下にはLenovoのロゴです。

Yoga S740(14)の製品特徴

Yoga S740(14)のページから引用して紹介しますと、

スマートなパフォーマンス

第10世代インテル® Core™プロセッサーの高度なパフォーマンスと、ポータブルなYoga S740で日常の生活を快適にします。この組み合わせにより、機械学習により直感的でパーソナルなコンピューティングが可能になり、アクティブに、高速に応答性し、長時間バッテリー駆動も可能になります。

Yoga S740(14)公式サイト

実機テストをしてみましたが、第10世代のi7プロセッサは、計算速度も速く、CADもサクサク動きました。

臨場感あふれるサウンド

Dolby ATMOS®により、リアルで臨場感のあるオーディオ体験を提供します。ライブ演奏のような豊かな深みのあるサウンドで音楽を楽しむこともできます

Yoga S740(14)公式サイト

僕的になりますが、このサイズですと家で動画を見たりしますが、このDollby ATOMOSのおかげなのか良い音で楽しめます。

音声で操作

ショッピング、スケジュールの確認、音楽の再生など、遠隔マイクでCortana などの音声アシスタントを使って、離れた場所から話かけるだけです。Yoga S740があなたの生活を快適にします。

Yoga S740(14)公式サイト

僕は、自宅でも事務所でもAmazon Echoを使っていますがPCではCortanaなどの音声アシスタントを使わないのですが、このYoga S740(14)は音声で快適に操作が可能だそうです。

エンターテイメントを満喫する

薄いベゼルを採用した14型のディスプレイは、周囲が気にならない広大な視覚により没入型のマルチメディアの体験を提供します。目が疲れにくいブルーライトを軽減するディスプレイを採用しています。

Yoga S740(14)公式サイト

動画を見たりする時、プレームが薄いので気にならなかったです。

長時間バッテリー駆動

外出先でも、ソファでくつろいでいる時でも、スマートでスリムなYOGA S740は、最大約26時間*1の長時間バッテリー駆動が可能です。電源を気にしないで安心して使えます。。

Yoga S740(14)公式サイト

事務所でCADや高負荷の計算処理などの時には、電源に繋いでハイパフォーマンスで使っていますが、自宅に持ち帰ったり出先での作業時には電源に繋がずバッテリーで動かしていますが、持ちが良いので出先でも安心して使えます。

顔認証でログオン

IRカメラとWindows Helloの顔認識機能を使うと、パスワードを入力せずに、すばやく安全にログインできます。

Yoga S740(14)公式サイト

 

コンパクトで洗練されたスタイル

サンドブラストフィニッシュのアルミを使用してプレミアムでコンパクトなデザイン。スタイリッシュなアイアングレーのカラーを採用しました。パワフルなパフォーマンスながら、薄さ14.9mm、重さ約1.4kgで簡単に持ち運びできます。

Yoga S740(14)公式サイト

毎日、パソコンを持ち帰っていますが軽い、薄いことは、持ち運びがとてもしやすくストレスを感じません。

高速でフレキシブルに通信

Thunderbolt™3ポートを搭載。USB 3.0よりも最大8倍高速で、ディスプレイ、ドック、ストレージに高速でフレキシブに接続が可能。また、ワイヤレスLANはWiーFi 6搭載モデルをラインアップ。外出先でも今までにないストリーミングとブラウジングの速度を楽しむことができます。

Yoga S740(14)公式サイト

僕が現在使っているPCの環境は少し古く、Thunderbolt™3にも、Wi-Fi6対応しきれていないので体験できませんでしたが、今後快適に高速通信ができるPCと思います。

アクシデント・ダメージ・プロテクション(1年間)付

長く、安心して製品を使っていただくため、Yoga S740はアクシデント・ダメージ・プロテクション(ADP)を1年間標準保証として提供しています。ADPは落下、水漏れ、火災による破損など予期しない事故による傷害をカバーするサービスです。盗難、紛失にも対応し、万が一の際も、お客様に確かな安心をお届けします。

Yoga S740(14)公式サイト

僕がLenovoのPCで好きなのがダメージプロテクション。

仕事柄、ノートパソコンは現場など環境が悪い所へ持っていく事もありますし、僕個人おっちょこちょいで、コンセントに足を引っかけてパソコンが台の上から落としたりと、心配事がいっぱいですが、これがある事で安心して使う事ができると思います。

お子さんが使う場合でも、コップを倒してジュースをこぼして水濡れしても対応してくれるそうなので、家族みんなで使う事ができますね。

Yoga S740(14)の実機テスト

普段仕事で使っている建築3DCADや、個人的なブログを書くなどのいつも使っているノートパソコンと同じ使い方をしてみました。

建築3DCADを使用(ALTA SS)

以前も書きましたが、僕が使っている住宅設計用3次元CAD(建築3DCAD)は、第6世代以降のCore-i5以上のプロセッサーとOPEN-GLが動くことが必須で、できればグラフィックボードが付いている方が推奨となっています。

Yoga S740(14)

CADのバージョンアップはネット接続によるダウンロードですが、インストール時にパソコンが動作環境に対応しているかチェックできるプログラムがありますが僕の手元にあるインストールディスクは少し前の物で、その当時なかったグラフィックボードではNGの表示が出ますが、今までの経験によるとRyzenやIrisPulsなどでNGの表示が出てもOPEN-GLが動作する環境でしたら問題無く動作しましたので、このままインストールしました。

図面入力

こちらは、以前のパソコンのレビュー記事の時に使った住宅性能評価のサンプル図面のデータを使います。

Lenovoのキーボードとタッチパッドは使いやすいので、出先や自宅に帰って膝の上に載せた状態でも修正程度の作業でしたら問題なくこなせます。

僕のPC環境の古さか、モニターがHDMI接続までしかできず、Thunderboltによるモニタへの接続が体験できなかったのが残念ですが、そのような環境でしたら、外部モニタを接続してデュアルモニターにして使えたりできますので、一台で完結させたいと思われる方はパソコンだけでない周辺機器のバージョンアップも必要な時期になってきたのかも…と感じました。

Yoga S740(14)

第10世代のCore i5はとっても快適に動きます。

パース作成

内観パースの生成のスピードも速いです。タスクマネージャーで確認してみましたが、思っていた以上にGPUを使ってないようで、CPU性能勝負なのかなと思いました。和室のパースと鳥観図を描き出して出してみましたが、書き終わるまでの時間は早かったです。この速さが遅いパソコンとの仕事で使う場合のストレスの溜まる量(?)の差になってくると思います。

構造パースを表示

構造のチェックをします。

Yoga S740(14)

この動作も、ひっかかりも無く快適に作業ができます。

おまけのWallstat

今回もWallstatを回してみました。バージョン4.36で データは編集ファイルサンプル2を使用です。あくまでも参考値として見てください。

Yoga S740(14)

アニメーション前の計算は、9分24秒。

以前のLegion Y740(15)のCore i7プロセッサーの時はおおよそ7分21秒でしたので、CPU性能に営業されるようです。

僕の場合、図面を描いて確認して、修正して確認して…の繰り返しになります。2分の差ですが、これを何度も繰り返すと20分、一時間…とストレスが溜まっていくので、無理をしない範囲で高性能なパソコンで作業される事をオススメしたいです。

シュミレーションの方も、ひっかり無く動きます。

おまけのCINEBENCH_R15(参考程度)

住宅設計の3DCADも使えるパソコンの検証を主にしていますので、OpenGLの数値を知りたいので敢えてCINEBENCH_R15で検証です。

Crystal Disk Mark

ストレージのテストでCrystal Disk Markを走らせてみました。

ストレージはSSD搭載です。データ等の保存だけでしたらHDDで充分ですが、僕の使っているCADは動かしながらデータのやり取りを行っているので、データごとSSDに保存してあれば、CPUやGPUの性能だけじゃなく、早く動くようになります。

ゲーミング性能を試してみました

ゲーミングパソコンですので、ゲームのベンチソフトを走らせてみます。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK

色々試してみました。解像度が標準品質でも動作困難の判定です。CADや計算等では、それほど悪い成績ではありませんでしたが、グラフィックボードが無い(内蔵GPU)為か、この重いゲームはムリみたいです。

ドラゴンクエスト X ベンチマーク

FFベンチと比べると軽いので、高品質にしても、「快適」の判定がでました。仕事用だけど、たまにゲームも…と言う方は、ゲームの種類によって動作しにくい物があります。

動画編集のテスト

EaseUS Video Editor (試用版)

パソコンのデーター復旧やバックアップのソフトでお馴染みのEaseUSさんの動画編集ソフト EaseUS Video Editor。

サクサクと動きます。

2分8秒のmp4の動画ファイルをMOVで書き出してみましたが約59秒で書き出し終了します。この動画編集ソフトは、今回のYoga S740(14)より性能が良いグラフィックボードがついているパソコンの時より短い書き出し時間で終了したのですが、このソフトはグラフィックボードの性能には関係ないのかな?と思ってしまいました。ご存じの方、教えてください。

まとめ(僕個人の感想)

レノボさんより本機Yoga S740(14)(型番:81RS0021JPをお借りして、テストした僕の個人的な感独断と偏見の感想です。

Yoga S740(14)は、軽くて第10世代のCore i5CPUを搭載し、僕が現在使っているグラフィックボード搭載のPCと比べると少しだけ遅いですが、僕の使っている建築3DCADも普通に使える高性能のノートPCです。

画面もとてもキレイですが、建築3DCADも快適のこなせます。

Yoga S740(14)

普段、非光沢ディスプレイを使っていますのでたまに光沢式のディスプレイを見続けるとちょっと目が疲れる感じがしましたが、みなさんはいかがでしょう?

Yoga S740(14)

パソコンの持ち運びも余裕でバッグに入り、長時間対応のバッテリーなので充電器の持ち運びは必要ないかもしれませんが、一緒に入れても書類などは、まだまだ入ります。

ただ、仕事の他にゲームをしたいな…と思われる方、建築3DCADをメインでされる方は、グラフィックボードが内蔵タイプでない機種やCPUがCore i7のパソコンの方がオススメと思います。

今回お借りしたモデルは直販モデルで、OSやストレージ、グラフィックスなどはご予算、使い方に合わせて選べるのがLenovoの良い所だと思います。

納期は製品によって違いますが最短で1週間ですが、在庫切れ、残りわずかな機種もありますので公式サイトでご確認ください。

僕の個人の意見ですが、修正などの軽作業な建築3DCADを含め持ち運びでお仕事される方に、おすすめなLenovo Yoga S740(14) (型番:81RS0021JP)です。

製品仕様・販売価格については変更となる可能性がございますので、ご購入時にメーカーサイトでご確認ください。

このLenovo Yoga S740(14)(型番:81RS0021JP)の商品詳細と購入はこちらまで⇒Yoga S740(14)

nori

nori

日頃は住宅建築業界で働いている副業ブロガーです。

仕事で使う建築3DCADが動くパソコンをはじめ、作業環境など快適な環境になる情報を伝えて発信しています。

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