地震

【東日本大震災】から10年目の3月11日

東日本大震災が発生して、今日3月11日で10年になります。

毎年、阪神淡路大震災の1月17日と東日本大震災の3月11日に建築業界で働く人間として少しだけ思いを書きますので、お付き合いください。

2011年3月11日

午後2時46分に東北地方で地震が発生しました。

2011.3.11

僕は東海地方に住んでいますが、僕がその時間にいた場所ではほとんど揺れを感じませんでしたが、こちらでも揺れた地域もあったそうです。

地震発生時間の直後に、妹の家にホワイトデーのお返しを届けに寄った時、学校から帰ってきた甥っ子が波にさらわれる車を見ながら『おじさん、車が~!車が~!(涙)』と言っていたのが昨日のように鮮明に覚えています。その男の子も今年高校卒業。

あっと言う間の10年でしたが、新聞やTVで知る限り、まだまだ元に戻っていないようです。

建築業界で働く人間として

阪神淡路大震災の時も、そうでしたが東日本大震災の被害はとても驚きました。

津波、原発など様々な事がありましたが、建築業界で働く人間として、建物にできるだけ被害が発生しないようにする事で、人へ被害を最大限抑える事です。

10年前には見向きもされなかった住宅の性能も、今では当然のようになって住まいを手に入れようとされている方にとっては良い環境になりつつありますが、いまだに性能を表現する事を嫌う設計者や施工者が少なくないのも事実です。

車を購入する時に車種やサイズなど以外、燃費や安全性能も含めて考える方が多いのと同じで、住まいも大きさやデザイン以外にも耐震性能や省エネ性能も含めた家作りと家選びをする事が大事だと思います。

地盤を確認する

各県に地盤の種類や、大地震が来た時の予想震度、水害が発生した時の予測などを見られる地図があります。

新しく土地を購入されるときは、その地図を参考にされるのをおすすめしますし、建て替えなどでしたら予想震度によって耐震性能の向上を考えたりなど、地盤を確認する事によって災害対策を考えられるようになります。

耐震性能をしっかり

住宅の耐震性能でわかりやすいのが、住宅性能表示耐震等級。建築基準法の耐震性能を基準に、等級1・2・3までありその表現が一番わかりやすいと思います。予算やプランによって可能・不可能があるのかもしれませんが、できれば等級3、最低でも等級2の検討は必要かなと思っています。

断熱性能

災害に関係ないと思われがちですが、僕の知り合いの方は東日本大震災を高断熱高気密の家で受けましたが、電気が止まり暖房が使えない状況になった時でも、それほど寒くなく過ごせたそうです。

普段の生活の中でも、部屋ごとの温度が小さくなり生活の質が向上します。

断熱をしっかりしていても、耐震性能が低ければなんにもならないので、耐震性能+断熱性能セットが条件です。

その他

予算があれば、太陽光発電システムを載せたり、蓄電池を組み込んだりなどの方法があります。

でも、それ以外にも非常食や飲料水をはじめ、蓄電池など低予算で準備できるものもたくさんありますので、用意は必要です。

まとめ

気が付けば、あっという間の10年でした。僕の住む地域は、地震の影響はほどんど(全く)無かったのですが、東北地方ではいまだに元の生活に戻れていない人たちがたくさんいます。

建築がすべてを守れるわけではありませんが、建築にでも守れるものはたくさんあります。
小さな組織で、大きな力はありませんが、少しでも被害の少ない社会を作れるよう力になれるように頑張り続けるつもりです。

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